家の大きさを決めるルール
こんにちは🌻
土地探しで必ず目にする『建ぺい率・容積率』の意味、知っていますか?
実は、家の大きさを決めるとても重要な数字なんです。
今回は、『建ぺい率・容積率』 について学んでいこうと思います✍
🧱建ぺい率(けんぺいりつ)とは?
建ぺい率は「土地の使い方」
- 土地のどのくらいの面積を建物で使っていいか、という**“横の制限”**。
- 建ぺい率が低い → 庭や駐車場などゆとりある街並みに。
- 建ぺい率が高い → 建物が敷地いっぱいに建ちやすく、都市的な環境に。
たとえば…
100㎡の土地で建ぺい率が50%なら、
建てられる建物の「1階の面積」は 最大50㎡まで。
残りの40㎡は、庭や通路、駐車場などにして“あけておく”必要があります。
💡 ポイント:建ぺい率が低い土地は「広い平屋」が建てにくい!
🏢 容積率(ようせきりつ)とは?
容積率は「建物のボリューム」
- 延べ床面積の合計を制限する**“高さ方向のルール”**。
- 容積率が高い → 階数を増やせる(2〜3階建て向き)。
- 低い → 建物をコンパクトにまとめる必要あり。
たとえば…
100㎡の土地で容積率200%なら、
建物の延べ床面積は 最大200㎡まで。
→ 2階建てなら「1階100㎡+2階100㎡」がちょうど200㎡ですね。
💡ポイント:容積率が高くても、建ぺい率が低いと“細長い建物”になる!
🏘️ 地域によってちがう理由
実は、建ぺい率と容積率は住む地域の用途で決まっています。
「静かな住宅街」と「にぎやかな商業地」では、建てられる大きさが違うんです。
| 用途地域 | 建ぺい率 | 容積率 | 特徴 |
| 第一種低層住居専用地域 | 50% | 80~100% | 落ち着いた住宅街向け |
| 近隣商業地域 | 80% | 300% | 店舗や事務所も多いエリア |
| 商業地域 | 80% | 400~700% | ビルやマンションが立ち並ぶエリア |
💡ポイント:同じ100㎡の土地でも、「どこにあるか」で建てられる家の大きさが違う!
🧮 ちょっと得するルールも
角地にある土地は「日当たりや通行がよい」とされていて、
建ぺい率を10%上げてOKになることもあります。
(例:本来60% → 角地なら70%まで可)
ただし、
「防火地域」や「道路幅」など条件によって変わるので、
確認は市役所や不動産会社に相談するのが安心です。
📌まとめ
- 建ぺい率 → 「土地のうち建物を建てていい面積」
- 容積率 → 「建物の延べ床面積の上限」
- 地域によって違うルール
- 角地などは少しだけ優遇されることも
家づくりって、デザインや間取りだけじゃなく、
その土地でどれだけ建てられるかから始まるんですね。
最近流行りの平屋で間取を考えてると小さくなってしまうかもしれないので注意が必要ですね。
もし、土地選びで困っている方やわからないことがある方は
お気軽に近代不動産にお問い合わせください♪